知らないことは恥??? 〜七五三神社撮影マナー講習に参加しました〜

七五三撮影 神社マナー講習に参加しました

今週、織田さんの講習に2回参加させていただいています(笑)

今回は七五三神社マナー講習の事についての私なりの視点からのシェアです。

七五三神社マナー講習の参加は

もう何回目かの参加ですが、毎回学びが多い講習です

まずは!織田さんの講習の事を書く前に

恥ずかしいけど

触れておきたい話。。。

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私はフォトグラファーの仕事をしながら、看護師として働いています。

実は私は看護の新人の時、ミスがものすごく多かったんです^^;

そんな感じするでしょ笑笑。

ボケボケの適当っ子なのです。。。

看護の世界は当然といえば当然ですが…

大学病院に勤めていた時、毎回どんなちょっとしたことでも

『ミス』となります。
そしてオープンにします。

とても厳しい世界です^^;

間違えた、勘違いした、ヒヤッとした事、患者さんから怒られた事

などなど…

全てにおいてです。
新人のうちは特に分からないので、かなり細かく指導がありました。

それを一つ一つ

振り返って反省し、その後に起こるかもしれなかった事を可能性、危険性として書き、覚えていきます。

実際に間違えてしまった場合は報告と謝罪までの

レポートを書き、みんなの前で3日間読み上げるのですが…

それが地獄のように感じました笑

レポートの数をグラフにするのですが、ダントツで1番!

それでどうなったかというと。。。

たくさん怒られました。

またー!?って

で、怒られる度に

もっと増えました!!!

更なる緊張により

頭は真っ白

今までできたこともできなくなり

書きたくないし、知られたくない

隠そうとする、人のせいにするをしていったんです

すると親切な先輩が(笑)

わざわざ血まなこになりながら

私のミスを探しました。

そんな毎日が嫌で嫌で仕方ありませんでした。

なぜみんなの前で読み上げていたのか、レポート数を貼り出していたのか。

上司の考えがわかっていなかったから。

その時の師長さんがそんな私を一生懸命どうしたら成長するか考えてくれました。

そこで出されたのが、リスクマネージメント委員になる事でした。

私は「リスクマネージメント委員」という役割を頂き、病棟の事故がなくなるように任命されたのです。

あの子には無理だ!と言われながら。

実際私も無理と思っていました。

リスクマネージメント。

自分が出来ていないのに

『〇〇してはいけません』

『〇〇しないでください』

ばかりの世界だと思っていたから。

でも、実際は違っていました。

リスクマネージメントの考え方は

『事故は、人の作業である限り、誰にでも起こる』

というもの。

誰にでもある事を理解しようという考え方が根本にあるものだったのです。

「隠したい」という気持ちはみんなにあるもの。

「恥ずかしい」「やってはいけない事をしてしまった」

という感情の部分を早めに受け入れ、

事実だけを見つめて

みんなと分かち合って考えるもの。

そこの受け取り方がそもそも間違えていたのです。

「人の生死に関わること。絶対に間違えてはいけない。」

「あなたなにやってるの!?」

厳しい指導が当たり前だった当時。

「ミス」や「わからないこと」がどんな結果を招くのか

わからない不安の方が大きかったことを覚えています。

「知らないこと」「わからない事」は怖い。

だから隠したくなる。

でも、必ず「隠す事」で逃げたことは何倍にも膨らんで

帰ってきます。

人のせいにした時、そこから大きな事故になりかねない。

リスクマネージメントの考え方を知り

間違えは誰にでもある事

勇気を出して『ミスした』を声に出した時

みんなと分かち合う事ができたとき

間違えたことは事実だけど

同じミスを繰り返さないようになり

「ミス」は減っていきました。

はじめの一歩は勇気なんです。

自分で自分の無知を知ること。知らないことを言えること。

知識で本当は知らない事を

『知ってるよ』と武装しているような人や

人のミスを責める人よりも

知らないことを『知らない』と素直に言える

人の間違いを受け入れることの人の方が

間違いも少なくて深みのある仕事をする

そう感じるようになりました。

それ以来、無知な事を恥じる必要がない事を知りました。

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織田さんの講習に出るたびこの「リスクマネージメント」の経験を思い出します。

よく「マナーが悪い」「あれってダメだよね?」という内容は

「知らなかったから」が大半なのじゃないかと思うのです

常識!って思うかもしれませんが
知る機会があったのか、なかったのかで「常識」はかなり視点が違ってしまいます。

 

大人になると「知らない」が言えない。

一人で抱えてしまう。

フォトグラファーなんだから知ってますよね?という雰囲気。

でも、必要なのはリスクマネージメントと同じで

「知らないことをしらなかった! 」と言える場所づくりだと思うのです。

それがお互いに気持ちいい関係を作ることができることなのだと思うのです。

その場所を一生懸命作って、講習をやってくださっている方なんだなあと。敬服します。

だから織田さんの周りにはいつも人がたくさんいて、ステキな写真が溢れてるんだろうなぁと思うのです。

フォトグラファーのお仕事は本当に孤独なときがあります。

「誰に相談したらいいのかな?」

って

そんな時に、知ってほしい相談できる場所が織田さんの講習です。

きっとみんな「知らなかった」ことばかり

分かち合うことで何倍にも「そうだったんだ!」が増えていく。

「怖い」から「大丈夫」に変わっていく

そんな過程を織田さんの講習中にたくさん感じます。

「会場費だけでいいです」と

ほぼボランティアの活動!!!

織田さんすごすぎです。。。。。。

神社でのマナーについては織田さんの宮司さんとの対談ページを見ていただきたいです。
分かりやすくてそうなのか!と思う内容がたくさんです。

(*fourtriveさんのリンクページもしかしたら見れないかもです・・・。織田さんのところにあるかな??)

http://familystylephoto.com

だから

参加させて頂いた私たちにできることは、学びを共有すること、知らなかったと言える

場所を知ってもらうこと、言える雰囲気を作ることだと思うのです。

取り決めを作っていく場所ではなくて、考え意見を共有できる場所。

立ち止まれる場所。

そんな場所だと思います。

是非、たくさんのフォトグラファーさんに参加していただきたいなぁと思います。

フォトグラファーとして経験が浅くても、ベテランでも。

交流することでエネルギーがいい方向に循環すると思うから。

今はたくさんの神社さんが

マナーやトラブルで

フォトグラファーを禁止せざるを得ない状況になってきていると聞きます。

フォトグラファーもお客さんも神社さんも

人と人 お互いを知ることが大切なんだと思うのです。

織田さん、いつも人と人をつなぐ活動、学びの場の提供を惜しみなくしてくださりありがとうございます。

笑顔で七五三などの神社撮影が行えるように

学び続け、学んだことをたくさんの方へ

伝えていけたらいいなと思います。

神社さんもお客さんも安心していけるといいな。

知っているようで知らない美しい私たちの文化

フォトグラファーの仕事を通して

日本の文化、四季の美しさを実感しています。

写真の素晴らしいチカラを通して。

私を選んでくださったお客様のために。

神さまのいる場所にお邪魔させてくださる

神社、お寺さんのために。

大切なご縁のために学んでいきたいと思います。

本当にいつもありがとうございます。

SCRAPPY KEIKO

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定期的にイベントとして講習会が開催されています。
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*織田さんより紹介OKいただきました*

織田隆一 フォトグラファー

ファミリースタイルフォト代表 織田隆一

1968年3月東京生まれ、

父親の実家(福島県)で3歳~18歳まで過ごし上京。

大学~社会人となり営業の仕事を経験。
36歳で結婚。

ハウススタジオにて写真の仕事に携わり、その後独学でカメラの勉強をしフリーランスとして家族写真撮影を専門とした「ファミリースタイルフォト」を立ち上げ現在に至る。

独特のコミュニケーション方法で子供の笑顔を引き出す撮影法により子供の笑顔率はほぼ100%。 近年はカメラマンとして活動する傍ら、家族を撮るフォトグラファーの撮影技術向上のため講師としてセミナーを開催しフォトグラファーの育成とサポートを行いつつフォトスタジオのスタッフ研修やフォトネクストでの講師依頼も。

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