第１期memory placeデザインチームをさせていただいているSCRAPPY KEIKOです

メモリープレイス17周年アニバーサリーキットの販売がいよいよ明日からとなりました。

私の初めてのDTワークはこちらのキット販売からでかなり緊張していますが

このキットを作成するにあたっての自分の思いを今日はブログに書きたいと思います。

MPDTに「スクラップブッキンやっていたんですか？」と聞かれるペースだった私が何故チャレンジしたのかというとの動機となったお話です。

元々は姉の影響で2004年からチョコチョコとやっていたスクラップブッキング！

スクラップブッキング歴で言うとかなり長かったのですが

盛り上がっていた時はほとんど自己満足の世界でした。

DTにチャレンジしたことも、ラブメモにチャレンジしたこともありましたが１度掲載していただいた他は玉砕（笑）

スクラップブッキングに対しても「好き」と言う想いはあったものの、単純に「可愛い」「素敵」と言う飾りとしての感覚がありました。

その後、時々イベントにでていたりはしていましたが、徐々に写真への興味が強くなりフォトグラファーと転身していきました。

長男も大きくなり反抗期を迎え、スクラップブッキングをする時間も激減し、長男の写真をとることもとらせてもらえることも少なくなりました。

スクラップブッキングの道具も減らしてやめてしまおうかくらいの時もありました。

それでも好きだから本当に時々でも続けていました。

そんな中、フォトグラファーとしてご家族の撮影会をするたびに、小さな男の子に会うたびに　キュンと胸が締め付けられる思いがしていました。

小さい頃の写真はフォトフレームに飾ってあるのですが、スクラップブッキングに夢中になっていた頃を思い出し、昔作った皆アルバムなど作品を引っ張り出してみると

可愛いペーパーを選んだこと

ジャーナルを書いたこと

この笑顔がとっても可愛いと思っていたこと

全てが色鮮やかに蘇りました

フォトフレームの１枚からは感じ取れなかった感覚でした

お金がそれほどかけられなかったから、身近にあるもので工夫したこと

「ママへ」とくれたお手紙や、折り紙を一緒に作品に入れたこと

たくさん泣きながら何時間も見入っていました

息子との会話はほとんどできず、顔を合わせれば喧嘩ばかりの日々にいつの間にかなっていましたが、机に置いてあったスクラップブッキングの作品を息子もいつの間にかみていたようで

このことがきっかけか分かりませんが、少しずつ自分の気持ちを言葉にしてくれるようになっていきました。

私も反抗期に悩み色々な方へ相談し

息子の話をケンカではなく

きちんと向き合って聞けるように変化してきたこと

スクラップブッキングで昔の気持ちを思い出したことで冷静に愛情を持って息子と話をすることができました

その時の気持ちは日々の感情に流されてしまいますが

一緒に過ごした日々を鮮明に思い出すことができるスクラップブッキング

宝箱を開くようにブワッと溢れてきた感動

写真を形に残すことの大切さ、私の実体験を「今子育てを頑張っているママ」に伝えていきたいと思ったのです。

微力だけどできること

そう感じたからです

その経験があったからMPDTにチャレンジしてみたいと思ったのです